「設備 下水道工事」編
を報告します。
開発区域内に新設する道路に、
同じく新規に下水道管を布設します。
布設する場所を掘削し砕石を敷き転圧します。
ほぼ道路の真ん中に布設します。 |
新たに布設される下水道本管の材料です。
この管が道路に布設され本管になります。
口径は200mmあります。
基礎が出来たところに、この管を布設します。
布設した管の上に防護砕石を敷き詰め転圧します。
次に、各宅地から排出される汚水を集水する桝
「人孔桝」を設置します。
先ほどと同じように「人孔桝」を設置する場所を
掘削し基礎を作ります。
砕石を敷き、転圧します。 |
モルタルを敷きます。 |
基礎が出来るとその上に「人孔桝」の「底板」
となる材料を設置します。
底板材料です。 |
水平に慎重に設置します。 |
「底板」の上にいよいよ「人孔桝」を設置します。
材料です。もちろん既製品(二次製品)です。 |
設置状況です。 |
次に、既に布設済みの「本管」と「人孔桝」を接続します。
接着剤を塗っています。 |
この様な下水用「人孔桝」を、今回の造成工事で
2ヶ所設置しました。
これまでで、前面道路に布設する下水道の本管関係の
工事が終了です。
次に、各宅地から、今回設置した「人孔桝」までの
枝管の布設工事に入ります。
各宅地より既に設置済みの道路側溝の下より配管布設し、
宅地②号地、③号地は「人孔桝」へ、
宅地①号地、④号地は「本管」へ直接接続します。
基礎工事の模様です。
材料となる「取付け管」です。いろいろな種類があります。
取り付け管「短管」です。 |
曲げる時に使うジョイント管です。 |
宅地内の立ち上がり管です。 |
本管に取付け管をつなぐ時のジョイント部分の部品です。 |
宅地からの「取付け管」の口径は150mmです。
基礎の上に各宅地からの「取付け管」を布設します。
布設済みの「取付け管」を防護砂で覆いかぶせます。
その後、人力で締め固めます。
又、宅地①号地と、宅地④号地は直接「本管」に接続します。
本管接続に使うジョイント部品です。 |
本管に穴を開けジョイント部品を取り付けます。 |
宅地内へ布設します。 |
宅地内の下水道管立ち上がりです。 |
又、同じように防護砂で「取付け管」を覆い締め固めます。
最後に数回に分けて転圧しながら埋め戻します。
以上が「宅地造成工事」に伴う
「下水道設備工事」の概ねの流れです。
次は「上水道工事編」をアップします。